JR小松駅からすぐの科学館、サイエンスヒルズこまつにて開催されたイベント「サイエンス・フェスタ2019」。今回、chart project for SDGs in ISHIKAWAとして出展し、初お披露目となった新たな作品展示やワークショップを行なった。多くの来場者が訪れたこのイベントに携われたことにより、小松市によるSDGsの取り組みについて知ってもらう機会を提供できた。
「SAND GRAPH」は、chart project初となる立体作品。
小松市の年間最高気温の推移を表す折れ線グラフを形どった器に砂を入れてひっくり返すと、瞬時に砂山をつくりだすことができる。その砂山を小松市の人々が親しむ白山(はくさん)に見立て、小松市のシンボルである木場潟(きばがた)とともにジオラマで再現。
たくさんの子どもたちが楽しく砂遊びをしながら、作品をつくり上げた。
今回の課題:小松市の年間の最高気温の推移
「SAND GRAPH」は、「小松市の年間の最高気温の推移」を表すグラフをもとにした作品。小松市の最高気温は、1979年から2018年の約40年間で約2.1℃上昇。気温の上昇により、地域の自然や生態系に変化が起きてしまう可能性がある。
藤井さんの作品のもとになった折れ線グラフと同じ線だけが描いてある紙に、自由に絵を描くワークショップも開催。参加した方々に、グラフが意味する気候変動と小松市の自然に及ぼす影響を知ってもらった。
◼️サイエンス・フェスタ2019 概要
日時 | 2019年12月14日(土)11:00~16:00 |
会場 |
サイエンスヒルズこまつ ひととものづくり科学館(石川県小松市こまつの杜2番地) |
◼️chart project for SDGs in ISHIKAWAブース
・chart作品の絵を描く体験ができるワークショップコーナー
・chart作品の展示
TITLE:SAND GRAPH chartist:藤井 賢二さん(株式会社たき工房)
グラフ提供:小松市
Partner:小松市 & chart project® for SDGs in ISHIKAWA運営員会
(chart project/株式会社テレビ金沢/株式会社日本エージェンシー)